宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 8/11 15:38 更新 太陽風が高速(600km/秒)で、オーロラ活動がやや活発になっています。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は600km/秒前後と高速で推移しています。 昨日のニュースに続く様に、太陽風の速度が緩やかに上昇を続けたためです。 太陽風の磁場は一時13nTにまで強まりました。南向き成分も-5〜-10nT程度が続き、 オーロラ活動はAE指数で500nT強とやや活発な状態になっていました。 11日6時(世界時10日21時)頃から磁場強度、南向き成分ともに弱まり、 オーロラ活動も穏やかになっています。 太陽面の写真では、コロナホールの様子は分かりにくくなっています。 見にくいですが太陽の正面北寄りにコロナホールが見られるとするデータもあり、 今後の展開はやや読みにくくなっています。 もう数日高速風が続き、しばらくの間磁気圏がやや活発な状態が続く可能性があります。 太陽黒点656群のフレア活動(太陽爆発)は昨日より低下していますが、 黒点の規模は大きく保っており、今後も中規模のフレアを起こす可能性があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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