宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 8/ 1 06:54 更新 放射線帯高エネルギー電子の密度が高い状態が続いています。太陽風、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 GOES衛星の観測によると、放射線帯の高エネルギー電子の密度が高い状態が続いています。 電子密度そのものは次第に減少を続けており、10の5乗の線を切る程になりました。 それでも、警戒ラインと言われる10の4乗を大きく越えたままですので、 衛星運用ではまだしばらく注意が必要でしょう。 太陽風は速度450km/秒とほぼ静穏レベルの状態が続いています。 磁場強度は5nTで通常の強度です。 昨夜、5時間程太陽風磁場が南を向く事がありました。 AE指数によると、この時に一時的にオーロラ活動がやや強まっていた様です。 その他の時間帯では磁気圏はたいへん穏やかでした。 27日周期の図を見ると、これから4日程度たいへん穏やかな状態が続きそうです。 前周期ではその後、セクターの境界、磁場強度の強まりが現れ、 それらに続いて高速太陽風が来ています。 太陽活動の活発な状態が続いていましたので、この状況が変わってしまったのかどうか、 今後の変化に注目したいと思います。 GOES衛星のX線グラフを見ると、 昨日もCクラスと小規模ですが、太陽のフレア(太陽爆発)活動が活発に見られました。 しかし、これらはいずれも既に没してしまった652黒点群の爆発が太陽の端から見えた現象です。 地球側にある黒点群はいずれも小さく、現状では穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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