宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 7/31 10:41 更新 衝撃波が来ましたが、小規模でした。放射線帯の高エネルギー電子の密度が高いです。 担当 篠原 今朝、31日6時(世界時30日21時)頃、昨日までお知らせしていた太陽風の衝撃波が地球に来ました。 ACE衛星の観測によると衝撃波は小規模で、 太陽風の速度は450km/秒から550km/秒に増加した程度です。 太陽風磁場の増加もわずかで、地球の磁気圏への影響はほとんどありませんでした。 オーロラの活動を示すAE指数では、 31日7時(世界時30日22時)頃に小さな盛り上がりが見られた程度です。 太陽風の速度は既に450〜500km/秒程度に下がっており、今後も影響はほとんど無いでしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の密度が非常に高い状態が現在も続いています。 GOES衛星の観測によると、電子密度はやや減少していますが、依然10の5乗程度を保っています。 衛星運用などでは引き続き注意が必要でしょう。 太陽面もまたすっかり穏やかになってしまいました。 黒点は、654群と東の端に655群(番号は書かれていません)が小さく見えている程度です。 フレア(太陽爆発)活動も穏やかになりました。 今朝31日10時(世界時31日1時)にC3の小規模フレアが起きていますが、 これは太陽の裏面に回り込んだ652群の活動に関連した現象です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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