宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 7/20 11:57 更新 649、652黒点群の活動が活発です。太陽風の速度が急に550km/秒へ上昇しています。 担当 篠原 太陽黒点の649群に続いて、東から新しく上って来た652群が大きな姿を見せています。 649群は活動のピークを越えたのか、フレア(太陽爆発)の頻度が下がり、面積は減少しています。 ただし、X線画像を見ると現在も活発に活動しており、注意は必要です。 一方の652黒点群は、今の所Cクラスの小規模フレアを起こしているだけですが、 黒点群としての規模が大変大きく、大規模フレアに対する注意が必要でしょう。 20日0時(世界時19日15時)頃から、太陽風の速度が急に上昇を始めました。 上昇は緩やかでしたが、現在550km/秒にまで達しています。 対応するコロナホールは見られませんので、 16日から17日にかけて発生したXクラスのフレアの活動に起因する現象ではないかと思われます。 太陽風の速度上昇は550km/秒程度で止まりそうです。 磁場強度は一時8nTまで強まりましたが、現在は5nT程度です。 この影響で、一時的にオーロラ活動が強まった様で、AE指数に500nTを越える程度の変化が見られました。 今後も磁気圏内が一時的に乱れる(小規模でしょう)可能性があります。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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