宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 7/18 06:39 更新 太陽風の大きな変化は終わり、磁気圏は穏やかです。649黒点群は活発です。 担当 篠原 昨日のニュースで磁気嵐状態に発達している様だとお伝えしましたが、 その後、太陽風磁場の南向き傾向は弱まり、 また最大20nT近くまで強まっていた磁場強度も次第に下がったため、 磁気圏の擾乱は収まりました。 AE指数を見ると。17日11時(世界時17日2時)前後にかけて、 オーロラ活動がたいへん活発だった様です。 AE指数は最大で1500nTもの変化を示しています。 また、沖縄の磁場変化では、17日12時(世界時17日3時)頃に 静穏レベルから-100nT程度磁場が減少しています(磁気嵐の強まりを示しています)。 磁場の減少は、その後次第に回復しています。 太陽風の速度は17日20時(世界時17日11時)頃に(磁気圏活動が収まった頃に)、550km/秒に達しました。 その後緩やかに低下し、現在は450km/秒まで下がっています。 これから、太陽風はこのまま速度をさげ、 衝撃波到来前と同様の静穏レベル(400km/秒)へと下がって行くでしょう。 磁気圏もこのまま穏やかな状態が続きます。 活発に活動を続けている太陽黒点の649群は、 昨日17日17時(世界時17日8時)にもX1.0の大規模フレアを起こしました。 太陽黒点の写真を見ると、その規模はほとんど変化していません。 引き続き注意が必要でしょう。 また、東の端(左端)から、また新しい黒点群652群とその下にもうひとつ黒点群が上がって来ました。 SOHO EIT284の太陽画像でもこの領域はとても明るく輝いています。 今後、この両黒点群の活動にも注意が必要となりそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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