宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 7/ 4 05:46 更新 太陽風速度は静穏レベルに戻りました。放射線帯電子の増加も止まった様です。 2004/ 7/ 4 05:50 追加 GOES衛星X線画像の再掲載 担当 篠原 太陽風の速度は一気に下がり、静穏レベルの420km/秒になっています。 GOES衛星のX線画像を見ると、コロナホール(太陽面に暗い穴として見えます)は見られません。 太陽風はこのまま静穏レベルかまたは更に速度が低下して、1週間程度穏やかな日が続きそうです。 オーロラの活動度を示すAE指数には小さな変化が見られる程度です。 磁気圏もほぼ静穏だったと言えます。 ここ数日上昇が見られていた放射線帯の高エネルギー電子の密度ですが、 今日は昨日と同程度に留まっています。増加は止まったのかもしれません。 もうしばらく注意が必要でしょう。 太陽黒点はやや弱まって、更に小さな規模になっています。 バックグラウンドのX線レベルもAクラスの弱いレベルにまで下がっています。 こちらもしばらく穏やかな状態が続きそうです。 2004/ 7/ 4 05:50 追加 (篠原) 関連の図はページの最後にあります GOES衛星X線画像の掲載に失敗しました。 改めて掲載をします。 GOES衛星の太陽X線画像。コロナホールは見えません。4日5時(世界時3日20時)。 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 2004/ 7/ 4 05:50 追加 GOES衛星の太陽X線画像。コロナホールは見えません。4日5時(世界時3日20時)。 (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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