宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/29 10:41 更新 コロナホールによる高速風領域に入りました。太陽風速度が500km/秒に上昇しています。 担当 篠原 コロナホールの影響域に入った様です。 ACE衛星の観測では、29日4時(世界時28日19時)頃から太陽風の速度が上昇を始め、 現在500km/秒に達しています。 高速風はもうしばらく上昇を続け、600km/秒程度に達するという予想が出されています。 前周期の変化やコロナホールの規模から考えると、上昇を続けてもその程度の速度に留まるでしょう。 太陽風の磁場強度も15nTまで上昇しています(ACEデータの白線)。 南向き成分(赤線のマイナス成分)はあまり含まれていないのですが、 AE指数を見ると、500〜1000nT程度の変化が観測されており、オーロラは活発化している様です。 前周期の変化を参考にすると、高速風は3日程度続きそうです。 太陽黒点では635群がとうとう見えなくなりました。 現在は大きな黒点群も無く、太陽フレアも小規模フレアが発生する程度でしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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