宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/30 12:11 更新 太陽風はやや高速(550km/秒)な状態が続いています。オーロラもやや活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は550km/秒とやや高速のまま続いています。 磁場強度は15nTから5nTへ下がっています。 太陽風の速度上昇にともなって、磁気圏もやや活動的になっており、 オーロラ活動の指標であるAE指数では、500nT前後の活動が一日を通して断続的に続いています。 GOES衛星のX線画像をやや強調して、コロナホールの位置を示します。 太陽面の右下にやや暗い領域が斜めに広がっているのが見えます。 ここから高速の太陽ガスが吹き出していて、これが現在地球に当たっているのです。 地球に影響が及ぶのは、太陽の中心と、右端の中間付近にコロナホールがある時です。 現在、ちょうどその位置にコロナホールが来ています。 コロナホールの規模から考えて、もう2日程度高速風が続くと思われます。 太陽黒点は、小規模な群が散在するだけです。 X線のバックグラウンドの強度も急速に低下しています。 フレア活動はしばらく静穏な状態が続くでしょう。 GOES衛星の太陽X線画像。右下に暗く見えているのがコロナホールです。30日11時(世界時30日2時)。 (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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