宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 7/ 1 11:06 更新 太陽風はやや高速(530km/秒)です。放射線帯電子が増加しています。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は現在も530km/秒とやや高速です。 磁場強度は約5nT。北寄りが続いています。 オーロラ活動の指標であるAE指数を見ると、小さな活動が数回見られていますが、活動度は低下しています。 高速太陽風はこれから次第に低下していくでしょう。 磁気圏内では大きな乱れは発生せず、静かな状態が続くと思われます。 一方で、放射線帯の高エネルギー電子の密度が増加を始めています。 GOES衛星の観測によると、電子密度は10の3乗の線を越えています。 この密度が10の4乗を越えると、衛星の運用などで障害が発生し易くなると言われています。 今後もうしばらく増加が続く可能性があり、注意が必要です。 太陽のフレア活動は穏やかです。 昨日、小さなCクラスの小規模フレアが1度起こりましたが、目立った活動領域はなく、 このまま穏やかでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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