宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/26 08:40 更新 太陽風磁場のセクター境界を越え、磁場の様子が変化しています。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 25日21時(世界時25日12時)に太陽風磁場のセクター境界を越えました。 ACE衛星のデータ、2列めの水色の線をご覧下さい。 データが飛んでいる様に見えますが、ここで太陽風磁場の方向が逆転し、 太陽→地球方向から地球→太陽方向へ切り替わりました。 それと共に、磁場強度(1列めの白線)、南北成分(1列めの赤線)の様子も変化しています。 磁場強度は強まり、10nT近くに達しています。 南北成分は北寄りが強まっています。 境界を越えた後の磁場が北寄りだったため、 磁場が強まりましたが磁気圏の擾乱には影響していません(AE指数のグラフ)。 速度は低いままです。やや上がっていますが、360km/秒と低い速度です。 ただし、明日以降、コロナホールのために太陽風の速度は上昇すると予想されます。 太陽黒点の635群は昨日もCクラスの小規模フレアを起こしました。 間もなく西の端に沈んで行くでしょう。 完全に没するまでは中規模フレアに対する注意が必要です。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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