宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 6/23 10:45 更新 太陽風速度は更に320km/秒へ下がっています。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は更に低下し、320km/秒とたいへん遅くなっています。 磁場強度も4nTを切る程度に弱まっています。 磁場が南を向く時間帯もありますが、低速風のため磁気圏はたいへん穏やかです。 太陽黒点の最新画像がありませんが、635群はこれまでと同様の規模を保っている様です。 GOES X線の動画で見る活動もこれまでと同程度で、 今朝もCクラスの小規模フレアを1つ起こしています。 今後もMクラスの中規模フレアを起こす可能性がある様です。 太陽風の速度低下もそろそろ底を打ちそうです。 明日あたりに太陽風磁場のセクター境界が来て、太陽風磁場の大きな方向が変わります。 その後、太陽風磁場の増加や南北の振動が現れて、磁気圏が活動的になる可能性があります。 参考のために27日前のSOHOの映像を示しています。 太陽中央やや上にコロナホール(暗く見える領域)が東西に広がっている事が分かります。 この影響が続いて現れ、太陽風速度の上昇が始まると考えられます。 27日の周期性の図を参考に、今後の展開に注目して下さい。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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