宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/30 10:35 更新 磁気圏は静穏ですが、太陽風速度は500km/秒とやや高めです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は一旦450km/秒へ下がった後、 再び上昇して500km/秒とやや高いレベルに戻っています。 コロナホールの影響を抜けたため速度が低下したと思われますが、再上昇の理由は不明です。 今後、太陽風の衝撃波の到来が予想されています。しばらく注意が必要です。 現在まで磁気圏は大変静穏で、オーロラの活動を示すAE指数のグラフにはほとんど変化が見られません。 速度が500km/秒に上がっている事から、 太陽風磁場の南向き成分が強まるとオーロラ活動がやや活発化する可能性はあります。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、新たなコロナホールが太陽の中心を過ぎ、西へ(右へ)進んでいます。 コロナホールの影響は、5月3日頃から現れると予想されます。 太陽風の速度が上昇して、オーロラ活動が活発化したり、小規模な磁気嵐が発生する可能性があります。 コロナホールは東西(横方向)に細長く広がっていますので、1週間近く影響が続くと思われます。 太陽のフレア(太陽爆発)活動はたいへん穏やかです。 目立ったフレアの発生は無く、太陽黒点も小規模な黒点群しか見られません。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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