宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/29 06:41 更新 コロナホールのため太陽風の速度が550km/秒に上昇しています。 担当 篠原 28日14時(世界時28日5時)頃から、太陽風の速度が上昇を始めました(ACEデータの黄色線を参照)。 28日23時(世界時28日14時)頃に550km/秒に達し、現在も高速状態が続いています。 SOHO EIT284カメラの太陽画像の西側やや北寄り(右側やや上)に見えるコロナホールの影響です。 (この部分に関する昨日の解説は誤りでした) コロナホールが小規模ですので、高速風は短期間で収束するでしょう。 太陽風磁場の強度(白線)は7nT程度、南向き成分(赤線のマイナス成分)がやや強まっています。 速度がやや高いため、オーロラ活動が活発になるかもしれません。 AE指数のグラフでは、オーロラ活動が始まる様にも見えます。 昨日お伝えした様に、CME(太陽ガスの放出現象)による衝撃波の到来が、 今夜遅くから明日の昼にかけて予測されています。 発生源のフレアの規模から考えて、小規模な衝撃波に留まるでしょう。 太陽風の速度が上昇し、オーロラ活動が活発になったり、弱い磁気嵐になる事があります。 太陽のフレア活動は穏やかになっています。 太陽黒点は599群の規模が縮小し、596群は西に没しつつあります。 GOES衛星のX線データは背景強度のレベルもAレベルまで下がっています。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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