宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/27 10:21 更新 小規模な太陽風の衝撃波が来ました。地球への目立った影響はなく、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 27日1時(世界時26日16時)に小規模な太陽風の衝撃波が来ました。 太陽風の速度が440km/秒から520km/秒に上昇し、磁場強度も5nTから10nTに強まりました。 磁気圏への影響はほとんど見られず、 現在は速度も低下して磁気圏は穏やかです(AE指数のグラフに変化は見られません)。 磁場強度だけは8nTと強い状態が続いています。 27日周期の図をご覧下さい。 太陽は27日間隔で同じ面を地球に向けます。そのため27日前の変化を見る事で今後の予想ができます。 27日前の太陽風の様子から、今後も穏やかな日が続きそうです。 前回、4月3〜6日にかけて太陽風の磁場が強まり(青線)、磁気圏の活動が活発になっていますが(桃色線・水色線)、 これは太陽風の衝撃波によるものですので、27日の周期性はありません。 周期性の要因を考える限りは、当分穏やかな日が続くでしょう。 ただし、現在、SOHO衛星の観測が無いため、 コロナホールの最新状況が分からないという問題が発生しています。 コロナホールが27日前から発達している可能性もあり、SOHOが回復するまでは注意も必要です。 太陽のフレア活動は599群が活動を弱めており、静かになっています。 599群はまだ規模を保っていますので、これからも小規模フレアを起こす可能性があります。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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