宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
|
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
|
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2004/ 4/23 10:34 更新 太陽風に変化は見られません。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 高速太陽風に注意とお知らせしていましたが、まだ太陽風に変化は見られません。 SOHO EIT284カメラの太陽画像(注意:1日遅れの画像です)では、 コロナホールは広く太陽の下半分に広がって見えています。 これからコロナホールの中心域の影響が及び始めますので、しばらく太陽風の変化に注意が必要です。 ただし、今回のコロナホールははっきりした領域では無いため、このまま影響が見られない可能性もあります。 磁気圏は静かな状態が続いています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフはほとんど変化していません。 磁気嵐などの状況を監視する沖縄の磁場変化のグラフは、静穏値を示す青線にほぼ一致しています。 太陽風の状況が変わらなければ、このまま磁気圏は穏やかでしょう。 太陽黒点596群は現在も規模を保っています。 この黒点群は22日11時(22日2時)にM1.2の小さめの中規模フレアを起こしました。 現在も中規模フレアを起こす可能性を保っているそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|