宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/10 11:24 更新 衝撃波は到来しましたが小規模でした。磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 9日11時半(世界時9日2時半)に、6日の太陽フレアによる衝撃波が地球へ到達しました。 速度の上昇は小さく(550km秒)、地球磁気圏への影響は小規模でした。 現在の太陽風は、速度450km/秒と通常のレベルに落ち着いています。 衝撃波によってオーロラ活動がやや強められましたが、それもすぐに落ち着き、 AE指数は穏やかな変化を示しています。 太陽面には目立ったコロナホールも無く、太陽風の状況から今後も穏やかな状態が続くでしょう。 ただし、昨日のニュースでお知らせしましたが、 8日の太陽フレアによって太陽ガスの地球方向への放出が起こっています。 これによる衝撃波が今夜から明日にかけて地球へ届く可能性があります。 小規模な擾乱に留まると予想されますが、 明日にかけて一時的にオーロラが強まったり、弱い磁気嵐になる事が考えられます。 度々フレア活動を見せていた588黒点群も規模が次第に弱まり、静かになっています。 他には黒点はほとんど見られず、太陽面はとても穏やかです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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