宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 4/ 7 10:45 更新 高速太陽風が続いています。中規模フレアが発生し、full halo CMEが観測されています 担当 篠原 6日22時(世界時6日13時)にM2.4の中規模フレアが発生しました。 発生箇所は太陽面の中心からやや南の588黒点群です。 これにともなって、SOHO LASCO C3カメラでfull halo CME (太陽から放出されたガスが、太陽を取り囲む様に広がって見える現象)が観測されています。 これは高速の太陽ガスが地球方向に放出された事を示しています。 8日の夜から9日にかけて衝撃波の到来が予想されます。 今月の3日に見られた様に、太陽風の速度が急上昇し、 磁気嵐が発生したり、オーロラ活動が激しくなることがあります。 588群はやや規模を縮小していますが、今後も小規模のフレアを起こす可能性があります。 コロナホールのために太陽風の速度が上昇しています。 昨日より、550〜600km/秒台で推移しています。 6日21時(世界時6日12時)頃までは太陽風の磁場が大変強く、オーロラ活動を激しく起こしていましたが、 それ以降は5nT程度に下がり、オーロラ活動もやや落ち着いた様です。 沖縄の磁場の減少も大きく、弱い磁気嵐の様な状況になっています。 SOHO EIT284カメラの観測ではコロナホールは東西に広がっており、 これから太陽風の速度が更に上昇する事も考えられます。 衝撃波の到来もあり、しばらく注意が必要でしょう。 SOHO LASCO C3カメラによるfull halo CME (c) ESA & NASA SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL 沖縄の磁場擾乱 下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。 (c) CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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