宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/ 8 06:41 更新 太陽風の速度は400km/秒まで下がり、磁気圏は静かになっています。 担当 篠原 太陽風の速度がようやく低下し、静穏レベルの400km/秒になりました。 コロナホールの影響を完全に脱した様です。 これに伴い、磁気圏へのエネルギーの流入も低下し、磁気圏は静かになっています。 オーロラ活動を示すAE指数のグラフは、昨日一日を通して大変静穏でした。 太陽風磁場のセクター構造の切り替わりを現在越えようとしています。 ACE衛星のデータの2枠めの水色線をご覧下さい。 これは磁場の方向を角度で示すグラフですが、前半は0度付近、後半は180度付近を向いてます。 これまでは180度を向いていた太陽風磁場が、 新しい0度の方向へ向けて、切り替わったり、戻ったりしているのです。 現在は180度に戻っていますが、再び0度へ向けて変化するはずです。 これが安定するまで、突発的な太陽風の乱れが見られる事があります(短期の乱れです)。 SOHO EIT284カメラの太陽画像では、 太陽面の東側北寄り(左側上寄り)にコロナホールが見えて来ました。 コロナホールは更に太陽の東端(左端)に向かって広がっています。 5〜6日後頃からこのコロナホールによる太陽風速度の上昇が始まりそうです。 太陽フレアは、目立った規模のものは全く発生していません。 このニュースの左端の情報欄に、3日間のフレアリストを新しく追加したのですが、 リストに何も出なくなってしまいました。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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