宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/ 6 11:00 更新 太陽風の速度は500km/秒前後で変動しています。もうしばらくこの状態が続きそうです。 担当 篠原 昨日、太陽風の速度(ACEデータの黄色線)が500km/秒へ下がったとお伝えしましたが、 その後も500〜550km/秒の間を増減しながらやや高速な状態が続いています。 SOHO EIT284カメラに見える、太陽中央からやや北寄り(上寄り)に広がるコロナホール(薄暗く見える領域) の影響が地球へ及んでいる様です。 太陽画像の様子から、3〜4日程度は太陽風速度の不安定な状態が続くことが考えられます。 また、太陽風磁場のセクター構造の切り替わりが近づいています。 切り替わる時に一時的な擾乱が見られる事があります。 太陽風の速度はやや高速でしたが、 太陽風磁場の南向き成分(赤線のマイナス方向)は小さい状態が続いていました。 このため、磁気圏は静穏でした。 オーロラ活動を示すAE指数には小さな変化しか見られません。 ただ、太陽風が不安定ですので、磁場の状況が大きく変化して、 オーロラ活動が急に活発になることも考えられますので、注意が必要でしょう。 太陽黒点はややにぎやかに見られています。 活発な領域は無いとの事で、フレア活動も穏やかの様です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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