宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 2/ 5 11:01 更新 太陽風の速度は500km/秒まで低下しました。コロナホールの影響は抜けつつある様です。 担当 篠原 太陽風の速度(黄色線)は、600km/秒から500km/秒へ緩やかに低下しています。 コロナホールの影響は抜けつつある様です。 SOHO EIT284の太陽画像を見ると、コロナホール(やや暗く見えている領域)が 西側(右側)から中央部北寄り(上寄り)にかけて広がって見えています。 緯度が上がっているため、赤道付近のコロナホール程の強い影響は及ぼさないと思われますが、 現状程度の高速太陽風がもう数日程度続くかもしれません。 太陽風の磁場(白線)は5nTで安定して続いています。 南向き成分(赤線のマイナス方向)があまり現れていないため、磁気圏は比較的静穏だった様です。 オーロラの活動度を示すAE指数も500nT以下の活動が見られる程度でした。 4日20時(世界時4日11時)にC9.9の中規模フレア(太陽爆発)が発生しています。 これは太陽黒点画像に見える547群が起こしたものです。 現在見えている活動領域に活発なものはなく、大きなフレアを起こすことは無さそうです。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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