宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「通信総合研究所宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2003/12/14 08:30 更新 コロナホールの影響が続いています。 担当 篠原 コロナホールの影響は現在も続いています。 太陽風の速度は再び上昇して800km/秒を越え、非常に高速になっています。 しかし、高速太陽風の発生源であるコロナホールはかなり西の端に移動していますので、 この速度の再上昇は一時的なものでしょう。 太陽風磁場は強度が5nT程度とあまり強くなく、時々南向き成分が現れる様な変化をしているため、 磁気圏内の擾乱はあまり大きなものではありませんでした。 オーロラ活動を示すAE指数を見ると、500nT前後の活動は見せていますが、大きな発達はあまりありません。 AE指数では、14日1時(世界時13日15時)に1500nTに達する激しい変化が見られますが、 太陽風磁場を見るとこの1時間程前(ACE衛星から地球まで1時間程かかります)に、 太陽風磁場がしっかりと南を向いていた(約-5nT)事が分かります。 このために、一時的にオーロラ活動が激しくなったのだと思われます。 SOHO EIT284の太陽画像では、コロナホールは更に西へ移動しており、 影響はあと1〜2日程度と思われます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, CRL | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
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