宇宙天気ニュース |
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2025/ 9/ 9 13:03 更新 太陽風の速度は下がり、やや高速の状態です。皆既月食の動画をどうぞ。 担当 篠原 9月8日未明の1時半に始まった皆既月食は、時々雲に隠されながらですが、 霧島市から観測することができました。 夜遅いのに暑苦しく、汗をかきながらの観測で、 とても9月とは思えませんでした。 皆既前後の写真を集めて、動画を作成しました。 皆既月食ならではの赤い色に注目して写真を選んだので、 影から出ている部分は白く飛んでいます。 太陽風の速度は、昨日のニュース以降は次第に低下して、 現在は490km/秒とやや高速の状態です。 磁場強度は、6nTと平均的な状態で推移しています。 磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。 磁気圏はやや活動的で、 AE指数は、500nT前後の中規模の変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193では、 南半球のコロナホールは南西側(右下)にだいぶ進んでいます。 太陽風の速度が下がってきたので、影響は終わりに近付いている様です。 一方、北東(左上)には、次のコロナホールが大きく広がっています。 4〜5日後くらいから、この領域の影響で太陽風が強まりそうです。 注目して下さい。 太陽は、目立ったフレアの発生はなく穏やかです。 可視光写真では、東側(左側)に黒点はなく、 寂しい太陽になりそうです。
(c) 篠原学 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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