宇宙天気ニュース |
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2025/10/12 13:20 更新 高速の太陽風が始まりました。速度は700km/秒に高まっています。 担当 篠原 コロナホールの影響が始まって、 太陽風の速度は700km/秒とかなり高まっています。 太陽風は、今朝、12日6時(世界時11日21時)頃までは、 400km/秒前後と平均的な速度が続きました。 そこから上昇が始まり、すぐに500km/秒を超えて高速になり、 12日12時(世界時12日3時)頃には700km/秒に達しています。 27日周期の図を見ると、 速度の高まりのタイミングは、前周期とほぼ同じでした。 太陽風の磁場強度は、昨夜に10nTから13nTへ強まり、 現在までこの状態が続いています。 磁場の強まりはどこまで続くでしょうか。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近で推移しています。 磁気圏はやや活動的になっていて、 AE指数は、500nTくらいの小、中規模の変化が連続的に発生しています。 太陽風の速度が高まったグラフの後半では、 変化が500nTを超えるくらいになっていて、 活動が少し強まっている様です。 今後、磁場が南向きに変化すると、 速度が高まっているため、磁気圏の活動は強まります。 注目して下さい。 GOES衛星SUVI 195では、 コロナホールは北西の端(右上)に近付いています。 前周期の太陽風は、高速の状態が4日ほど続きましたが、 今回はどうなるでしょうか。 太陽は、目立った変化はなく、 穏やかな状態です。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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