宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (21:41)
今日、M1.8の中規模フレアが発生しました。
また、M2.0の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/27 21:23 M1.8
09:05 C3.3
06:37 C4.9
04:29 C4.9
4/26 16:41 C3.9
15:31 C6.6
10:00 C3.5
09:01 C5.1
03:02 C9.4
02:07 M1.3
01:28 C3.2
4/25 23:26 C3.7
22:03 M1.0
21:30 C4.3
10:43 M1.0
10:11 C8.7
07:54 M2.0
07:14 M1.1
04:55 C7.9
04:15 C4.0
02:58 C4.0

黒点  4/27 (NOAA)
磁場 フレア
3639 1 α C7
3644 2 α ---
3646 5 β ---
3648 6 βγ C5
3652 1 α ---
3654 19 βγ C3
3655 1 α ---
3656 1 α ---
3657 3 β ---
3658 4 β ---
3659 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
21:36 462 -4.3
-2 h 486 +3.1
-4 h 429 +11.6
-6 h 423 +12.0
-8 h 368 +1.1
-10 h 340 -1.8
-12 h 336 -3.8

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
21:30 -16 -/ -
-2 h -13 -/ -
-4 h -17 -/ -
-6 h -24 -/ -
-8 h -20 -/ -
-10 h -23 -/ -
-12 h -42 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
4/27 0.3 2x10^2
4/26 0.3 2x10^3
4/25 0.3 2x10^3
4/24 0.3 2x10^3
4/23 0.2 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/ 4/22 14:15 磁気圏は穏やかになっています。Mフレアが3回発生しました。
2024/ 4/23 13:26 Mクラスのフレアが頻繁に発生しています。
2024/ 4/24 12:40 Mクラスのフレアが続いています。太陽風は低速です。
2024/ 4/25 12:20 フレアの発生が続いています。太陽風は低速で、磁気圏は穏やかです。
2024/ 4/26 15:38 太陽は穏やかになっています。太陽風は低速です。

2024/ 4/27 13:26 更新
太陽風磁場の南向きが続き、磁気圏の活動が続きました。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒と低速の状態が続き、
グラフの最後で370km/秒へ少し上がっています。
磁場強度は、10〜13nTと強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、
-5〜 -10nTの南向きが今朝まで続きました。
磁気圏の活動も強まった状態が続き、
AE指数は500〜1000nTの中規模の変化が
連続的に発生しています。

磁場の南寄りの傾向は、現在は終わっています。
磁気圏の活動もこの後は穏やかになりそうです。


太陽は、Mクラスフレアの発生はなくなりましたが、
南西の端(右下)でC6.6とC4.9、
中心部の3654群でC4.9などの
小規模フレアが発生しています。

また、今日未明、27日3時(世界時26日18時)頃に、
南東の端(左下)でプロミネンス噴出が発生し、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左下へ飛び出しています。

GOES衛星SUVI 304と、
SOHO衛星LASCO C2、C3の動画を掲載します。
地球に対して横向きの噴出なので、影響はありません。

LASCO C2、C3の動画では、
右上にもCMEが飛び出しています。
太陽の向こう側で発生した別の現象です。



南東の端で発生したプロミネンス噴出。
(c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


太陽の左下へ飛び出すCME。
(c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。