宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (07:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
9/10 --- ---
9/ 9 --- ---
9/ 8 03:00 C4.0

黒点  9/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
4206 1 α ---
4207 10 β C2
4210 2 β C2
4211 1 α C1
4212 5 β C1
4213 14 βγ C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
07:36 501 -3.2
-2 h 484 -4.6
-4 h 489 +0.2
-6 h 480 +0.1
-8 h 474 +1.6
-10 h 452 -0.8
-12 h 444 +0.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
07:30 -29 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -4 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -5 -/ -
-10 h 1 -/ -
-12 h 6 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
9/10 0.3 3x10^3
9/ 9 0.3 1x10^3
9/ 8 0.3 4x10^2
9/ 7 0.4 4x10^2
9/ 6 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/ 4 10:18 太陽風の乱れは終わり、平均的な速度に戻っています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2025/ 9/ 5 09:54 太陽風は平均的な速度です。コロナホールの影響が近付いています。8月の黒点相対数は 133.5 でした。
2025/ 9/ 6 09:29 太陽風は平均的な速度が続いています。
2025/ 9/ 7 13:34 高速太陽風が到来しています。速度は650km/秒まで高まりました。
2025/ 9/ 8 13:37 太陽風の速度は560km/秒に高まっています。磁気圏はやや活動的です。

2025/ 9/ 9 13:03 更新
太陽風の速度は下がり、やや高速の状態です。皆既月食の動画をどうぞ。

担当 篠原

9月8日未明の1時半に始まった皆既月食は、時々雲に隠されながらですが、
霧島市から観測することができました。
夜遅いのに暑苦しく、汗をかきながらの観測で、
とても9月とは思えませんでした。

皆既前後の写真を集めて、動画を作成しました。
皆既月食ならではの赤い色に注目して写真を選んだので、
影から出ている部分は白く飛んでいます。



太陽風の速度は、昨日のニュース以降は次第に低下して、
現在は490km/秒とやや高速の状態です。
磁場強度は、6nTと平均的な状態で推移しています。

磁場の南北成分は、弱い南寄りが続いています。
磁気圏はやや活動的で、
AE指数は、500nT前後の中規模の変化が度々発生しています。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールは南西側(右下)にだいぶ進んでいます。
太陽風の速度が下がってきたので、影響は終わりに近付いている様です。
一方、北東(左上)には、次のコロナホールが大きく広がっています。
4〜5日後くらいから、この領域の影響で太陽風が強まりそうです。
注目して下さい。


太陽は、目立ったフレアの発生はなく穏やかです。

可視光写真では、東側(左側)に黒点はなく、
寂しい太陽になりそうです。



9月8日2時0分から4時15分にかけての皆既月食の様子。
(c) 篠原学


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。