宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (01:41)
昨日、C7.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
11/18 --- ---
11/17 15:43 C2.3
10:24 C7.5
06:39 C3.8
04:44 C5.0
03:53 C3.9
01:26 C3.7
00:11 C2.8
11/16 18:07 C7.8
16:52 M3.1
13:39 C2.1
11:39 C3.6
09:39 C7.2
09:09 C2.9
08:24 C2.8
08:05 C3.7
07:45 C8.7
05:21 C2.4

黒点 11/17 (NOAA)
磁場 フレア
4277 1 α ---
4279 1 α ---
4282 2 β ---
4283 1 α ---
4284 11 β C8

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
01:36 511 +1.2
-2 h 505 +1.4
-4 h 518 +1.0
-6 h 535 +2.3
-8 h 531 +3.4
-10 h 525 +1.3
-12 h 546 +0.0

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
01:30 -37 -/ -
-2 h -27 -/ -
-4 h -29 -/ -
-6 h -35 -/ -
-8 h -37 -/ -
-10 h -38 -/ -
-12 h -34 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.3 5x10^2
11/17 0.7 7x10^2
11/16 2.3 1x10^3
11/15 9.1 6x10^2
11/14 16.5 1x10^3
11/13 819.0 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/11/12 14:30 CMEによる太陽風の乱れが到来し、激しい磁気圏活動が発生しています。X5.1の大規模フレアが発生しました。
2025/11/13 12:16 太陽風の乱れにより磁気圏の活動がとても激しくなりました。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2025/11/14 13:48 高速の太陽風は続いていますが、速度は620km/秒に下がっています。現在の磁気圏は穏やかです。
2025/11/15 12:08 X4.0の大規模フレアが発生しました。太陽風は高速の状態が続いています。
2025/11/16 12:49 高速の太陽風が続いています。小規模の乱れが到来しました。

2025/11/17 10:21 更新
太陽風の速度は700km/秒まで高まり、現在も530km/秒と高速です。

担当 篠原

太陽風は、昨日の昼過ぎ、
16日13時半(世界時16日4時半)に次の高まりがやって来て、
速度は、600km/秒から700km/秒へ、
磁場強度は、8nTから15nTへ、それぞれ高まっています。

14日のX4.0大規模フレアのCME(コロナ質量放出)に
関係する変化かもしれません。

その後、速度は次第に低下して、
現在は530km/秒と高速の状態は続いています。
磁場強度は、5nTと平均的な値に戻っています。

磁場の南北成分は、太陽風が強まった直後は北向きでしたが、
その後、弱い南寄りに変わっています。
この頃から磁気圏の活動が高まって、
AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が続いています。

GOES衛星SUVI 195では、
北半球のコロナホールは、北西側(右上)にだいぶ進んでいます。
この領域の影響も次第に弱まって行くでしょう。


太陽は、昨夕、16日17時(世界時16日8時)に、
北西の端(右上)の少し向こう側で、
M3.1の中規模フレアが発生しました。
向こう側へ進んだ4274黒点群で発生した様です。



北西の端で発生したM3.1の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) NOAA/SWPC



SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。
マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。