宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (10:21)
今日、M6.7の中規模フレアが発生しました。
また、M6.4の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/12 07:43 C3.9
00:36 M6.7
12/11 23:15 C3.1
20:37 C5.7
20:17 C3.8
19:03 M2.8
15:43 C2.7
14:58 M2.0
12:41 C3.9
12:21 C6.9
10:45 C3.1
07:55 C3.5
07:12 C8.3
05:47 C5.8
05:00 C3.3
04:13 C3.0
02:53 M1.6
02:37 C3.3
01:03 C4.9
00:28 C5.9
00:08 C2.5
12/10 23:34 C2.8
22:37 C2.6
22:17 C3.4
21:11 C2.6
19:45 M1.5
16:22 C5.3
16:03 M1.4
15:22 M6.4
14:56 C3.3
14:09 C3.0
12:13 C9.7
11:54 C2.6
04:41 C2.9
00:57 C8.4
00:06 C2.5

黒点 12/12 (NOAA)
磁場 フレア
3916 3 β C6
3917 23 βγ C5
3920 21 βδ M3
3921 1 α ---
3922 5 β M2
3923 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:15 371 -3.4
-2 h 378 -4.6
-4 h 355 -0.0
-6 h 362 -0.3
-8 h 365 -0.9
-10 h 375 +0.1
-12 h 394 -2.2

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
09:30 -6 -/ -
-2 h -1 -/ -
-4 h -5 -/ -
-6 h -11 -/ -
-8 h -21 -/ -
-10 h -14 -/ -
-12 h -11 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
12/12 0.2 2x10^3
12/11 0.2 7x10^2
12/10 0.2 2x10^2
12/ 9 0.2 1x10^2
12/ 8 0.2 2x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2024/12/ 6 12:15 太陽風は平均的な状態で、磁気圏は穏やかです。
2024/12/ 7 13:20 太陽風は低速の状態が続き、磁気圏も穏やかです。
2024/12/ 8 12:50 太陽風は低速の状態が続いています。M2.3、M3.2と中規模フレアが発生しています。
2024/12/ 9 12:07 X2.2の大規模フレアが発生しました。太陽風の速度が少し上がっています。
2024/12/10 10:03 太陽風はやや高速になっています。磁場が南寄りになり、磁気圏の活動が強まりました。

2024/12/11 12:00 更新
M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度に下がっています。

担当 篠原

太陽の南東の端(左下)に新しく現れた3922黒点群で、
昨日の午後、10日15時半(世界時10日6時半)に、
M6.4の中規模フレアが発生しました。
GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。
動画では、直後に起きたM1.4の中規模フレアも見えています。

3922群では、昨夜、10日20時(世界時10日11時)にM1.5、
今日未明、11日3時(世界時10日18時)にM1.6と、
中規模フレアが続いています。
引き続き注目してください。

また、昨夜くらいから、北東(左上)の3920群で、
C2〜3の小さい小規模フレアが頻繁に発生する様になっています。
活動の規模が大きくなる様であれば注目して下さい。


太陽風の速度は、昨夜には400km/秒と平均的な状態に下がり、
その後、350〜400km/秒で推移しています。
速度の高まりは、1日程度で終わっています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な状態です。

太陽風磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いています。
磁気圏では小規模の活動が続いていて、
AE指数は200〜400nTの小規模の変化が続いています。

コロナホールの影響は、短い時間で終わりました。
GOES衛星SUVI 195の太陽コロナ写真では、
北西側(右上)に次のコロナホールが進んでいます。
緯度が高めですが、影響はやって来るでしょうか。



3922黒点群で発生した、M6.4の中規模フレア。
(c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


GOES衛星SUVI 195による太陽コロナの様子。
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


11日10時半(世界時11日1時半)に鹿児島で撮影した太陽。
(c) 宇宙天気ニュース


GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。