宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (18:51)
昨日、C1.9の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
6/28 --- ---
6/27 11:50 C1.9
6/26 --- ---

黒点  6/28 (NOAA)
磁場 フレア
4117 4 β C1
4118 4 β ---
4120 4 β C1
4121 2 β ---
4122 11 β C2
4123 2 α ---
4124 3 β ---
4125 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
18:45 626 -0.1
-2 h 633 -1.0
-4 h 618 -0.7
-6 h 614 -0.8
-8 h 648 +2.4
-10 h 656 -0.4
-12 h 682 -1.6

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
18:30 -8 -/ -
-2 h -9 -/ -
-4 h -8 -/ -
-6 h -10 -/ -
-8 h -14 -/ -
-10 h -22 -/ -
-12 h -7 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^3
6/28 0.3 6x10^3
6/27 0.3 2x10^3
6/26 0.2 2x10^3
6/25 0.2 3x10^3
6/24 0.3 2x10^3

静か 激しい 非常に


















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SUVI131 (GOES)
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STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (DSCOVR)
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衛星電子 (GOES)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 6/23 12:27 太陽風の速度は下がり、平均的な速さに戻っています。
2025/ 6/24 12:14 太陽風は平均的な状態です。コロナホールによる高速風が近付いています。
2025/ 6/25 12:03 太陽風は平均的な状態で推移しています。太陽は穏やかです。
2025/ 6/26 14:04 高速太陽風が到来し、速度は680km/秒に高まっています。
2025/ 6/27 13:29 太陽風の速度は740km/秒へ高まっています。磁気圏も活動的です。

2025/ 6/28 08:44 更新
太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がり始めています。

担当 篠原

太陽風の速度は、
730km/秒から670km/秒へゆっくりと下がっていますが、
かなり高まった状態は続いています。
磁場強度も6nTから4nTへゆっくりと下がっています。
こちらは平均的な状態です。
高速風の領域としては、後半に入っている様です。

SDO衛星AIA193では、
北半球のコロナホールは北西の端(右上)に近付いています。
一方、南東(左下)のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。
4日後くらいからこちらの影響が始まりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、南北に変化していますが、
磁場強度が下がってきたこともあり、
南向きの変化は次第に小さくなっています。
磁気圏の活動は活発な状態が続いていますが、
こちらも変化は次第に小さくなっている様です。
AE指数は、前半は1000nTに達する大きい変化が発生していますが、
後半は500nT前後の変化になっている様です。


太陽は穏やかで、
C1台の小さいフレアが数回発生した程度です。

可視光写真では、新しい黒点があちこちに現れています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC



27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。