宇宙天気ニュース |
Supported by NIT, Kagoshima College ![]() |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
![]() |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
[ 図のみ ] [速報メール ] [ 読者写真集 ] [Twitter ] [特別記事 ] [about ]
2025/ 6/28 08:44 更新 太陽風は高速の状態が続いていますが、速度は下がり始めています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 730km/秒から670km/秒へゆっくりと下がっていますが、 かなり高まった状態は続いています。 磁場強度も6nTから4nTへゆっくりと下がっています。 こちらは平均的な状態です。 高速風の領域としては、後半に入っている様です。 SDO衛星AIA193では、 北半球のコロナホールは北西の端(右上)に近付いています。 一方、南東(左下)のコロナホールが太陽の中心線に近付いています。 4日後くらいからこちらの影響が始まりそうです。 太陽風磁場の南北成分は、南北に変化していますが、 磁場強度が下がってきたこともあり、 南向きの変化は次第に小さくなっています。 磁気圏の活動は活発な状態が続いていますが、 こちらも変化は次第に小さくなっている様です。 AE指数は、前半は1000nTに達する大きい変化が発生していますが、 後半は500nT前後の変化になっている様です。 太陽は穏やかで、 C1台の小さいフレアが数回発生した程度です。 可視光写真では、新しい黒点があちこちに現れています。 ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
![]() |
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |