宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

宇宙天気情報BOX
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Y. Obana
最新状況 (05:31)
今日、C3.0の小規模フレアが発生しました。
また、M1.2の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風が非常に高速です。
磁気嵐がやや発達しています。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
10/ 3 01:59 C3.0
10/ 2 23:12 C3.0
18:27 C1.9
17:25 C3.1
16:07 C2.8
13:31 C4.1
11:03 M1.2
01:39 M1.2
10/ 1 20:30 C8.6
18:29 C8.3
17:25 C2.1
16:07 C4.1
11:15 M1.2
10:16 C7.9
09:46 C3.4
06:30 C4.0

黒点 10/ 2 (NOAA)
磁場 フレア
4226 2 α M1
4230 14 βγδ C8
4232 12 βγ M1
4233 8 β C4
4235 1 α C5
4236 23 βγδ C9
4238 6 β ---
4240 1 α C4
4241 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
05:26 745 -3.8
-2 h 719 -1.9
-4 h 718 +1.0
-6 h 725 +1.2
-8 h 747 +0.6
-10 h 771 -2.3
-12 h 784 -0.9

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
04:30 -68 -/ -
-2 h -52 -/ -
-4 h -53 -/ -
-6 h -67 -/ -
-8 h -68 -/ -
-10 h -73 -/ -
-12 h -71 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
10/ 3 0.4 7x10^3
10/ 2 0.3 9x10^3
10/ 1 0.3 2x10^3
9/30 0.3 4x10^2
9/29 0.3 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
GOES SUVI (NOAA)
LASCO (SOHO)
CCOR-1 (GOES)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 9/27 13:34 太陽風はやや低速になっています。イエローナイフの23日未明のオーロラをどうぞ。
2025/ 9/28 12:32 太陽風は平均的な速度で、磁気圏は概ね静穏です。
2025/ 9/29 10:55 M6.4の中規模フレアが発生しました。太陽風の磁場が強まっています。
2025/ 9/30 13:12 太陽風磁場が南向きに強まり、磁気圏の活動が激しくなっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2025/10/ 1 12:31 太陽風の速度が700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。

2025/10/ 2 11:57 更新
太陽風は700km/秒の高速の風が続いています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風は、かなり高速の状態が続いています。
グラフでは、700km/秒から750km/秒へ少し高まり、
その後、700km/秒に戻っています。
磁場強度は、7〜8nTと少し強まった状態が続いています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向が続いていて、
-5nT程度の変化が頻繁に発生しています。
磁気圏の活動は強まっていて、
AE指数は、1000〜1500nTの大きい変化が何度も発生しています。

GOES衛星SUVI 195では、
南半球でコロナホールが東西に長く伸びています。
現在の高速太陽風は、どこまで継続するでしょうか。
700km/秒と大きく高まっていることにも注目して下さい。


太陽は、中心部の4236黒点群で、C8.6の小規模フレア、
4232群で、M1.2の中規模フレアが発生しています。

この領域でCME(コロナ質量放出)が発生すると、
太陽風の乱れは地球へ向かってきます。
しばらく活動に注目して下さい。

また、南東の端(右下)の4226群でも
M1.2の中規模フレアが発生しました。



GOES衛星SUVI 195カメラによる太陽コロナの様子
(c) GOES衛星SUVI 195 (NOAA)


SDO衛星による太陽の可視光写真。SOHO衛星のWebページより取得しました。
(c) SDO (NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。