宇宙天気ニュース

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

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Y. Obana
最新状況 (09:31)
今日、M2.1の中規模フレアが発生しました。
また、M7.4の中規模フレアが昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/18 08:22 C5.3
06:46 M1.0
05:57 C4.0
05:24 C7.0
04:44 M1.8
03:43 M2.1
02:56 C6.9
01:14 C9.0
00:01 C5.7
1/17 22:22 M7.4
20:27 M1.5
18:12 M2.0
16:48 C4.5
14:46 C6.5
14:13 C6.7
13:18 C4.6
12:11 M1.1
11:50 C7.9
10:43 M1.3
09:43 C4.9
00:22 C3.8
1/16 20:19 C3.6
17:22 C4.1
16:21 C4.4
15:37 C4.2
14:07 C3.9
11:54 C3.7
08:07 C3.9
07:52 C3.4
06:00 C3.5

黒点  1/17 (NOAA)
磁場 フレア
3956 1 α ---
3959 10 βγδ C4
3961 15 βγ M1
3962 4 β C3
3964 14 β M7
3965 1 α C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:26 551 +3.0
-2 h 575 -0.8
-4 h 553 -0.9
-6 h 568 -1.0
-8 h 549 +2.3
-10 h 548 -1.9
-12 h 547 +2.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
08:30 -35 -/ -
-2 h -28 -/ -
-4 h -22 -/ -
-6 h -17 -/ -
-8 h -22 -/ -
-10 h -25 -/ -
-12 h -38 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^2
1/18 0.2 1x10^3
1/17 0.2 2x10^3
1/16 0.2 1x10^3
1/15 0.2 7x10^2
1/14 0.2 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 1/12 12:02 太陽風は平均的な状態が続いています。アトラス彗星が見えています。
2025/ 1/13 12:47 太陽風は平均的な速度です。アトラス彗星が進んでいます。
2025/ 1/14 12:34 太陽風は平均的な状態です。アトラス彗星が大きく見えています。
2025/ 1/15 11:35 太陽風は平均的な状態です。アトラス彗星がLASCO C3を横切ろうとしています。
2025/ 1/16 12:51 太陽風は高速になり、磁気圏の活動も高まっています。アトラス彗星はLASCO C3を通り過ぎました。

2025/ 1/17 12:25 更新
太陽風は平均的な速度に下がっています。M1.3の中規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の夕方に500km/秒を割り、
現在は440km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度は、5nTから10nTへゆっくり強まっています。

磁場の南北成分は、
時間をおいて南向きに繰り返し変化しています。
その時に磁気圏の活動も強まって、
AE指数では、500〜750nTの中規模の変化が発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽コロナ写真を見ると、
南半球のコロナホールが南西側(右下)に進み、
これから影響が始まりそうです。

速度は一旦下がりましたが、磁場強度が高まっていることもあり、
この後の変化に注目して下さい。


太陽は、中心部北西側(右上)の
3964黒点群の活動が目立つようになっています。
X線グラフの最後、17日10時半(世界時17日1時半)には、
M1.3の中規模フレアが発生しました。

Mクラスの中規模フレアの発生は、
9日のM1.1以来で、1週間ぶりです。
この後の活動に注目して下さい。


昨日も紹介しましたが、
STEREO Ahead衛星HI1の画像が高画質になっていたので、
1月14日のアトラス彗星の動画を紹介します。



STEREO Ahead衛星による1月14日のアトラス彗星。
(c) STEREO Ahead衛星HI1 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。