宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 8/26 12:48 更新 M4.5、M3.3などの中規模フレアが発生しました。太陽風は平均的な速度です。 担当 篠原 太陽の北東の端(左上、と言っても赤道に近いです)の4199黒点群 の活動が強まっています。 昨日の午後、25日14時(世界時25日5時)にM4.5、 深夜の26日0時(世界時25日15時)にM1.2、 26日0時半(世界時25日15時半)にM1.1、 今朝、26日9時半(世界時26日0時半)にM3.3と、 中規模フレアの発生が続いています。 この様子を、SDO衛星AIA131の動画で紹介します。 昨日の朝からおよそ1日分の画像です。 頻繁にフレアの輝きが発生しています。 M4.5の規模に達するフレアの発生は、 6月20日のM4.6以来で、2か月ぶりです。 4199群のこの後の活動に注目して下さい。 また、南東(左下)の4197群でも、 C5.5、C3.1、C8.0などの小規模フレアが発生しています。 こちらも活動が強まるでしょうか。 太陽風は、350km/秒と低速の状態から、 今日未明にかけて430km/秒と平均的な速度へ上がり、 現在は少し下がって400km/秒で安定しています。 磁場強度は、グラフの前半は8nT、 後半は6nTと小幅の変化です。 太陽風磁場の南北成分は、北寄りの時間が長いですが、 グラフの中盤と後半で、 -5nT程度の南向きの強まりが発生しています。 速度が高まっていないため磁気圏への影響は限定的で、 AE指数は500nTの変化が発生した程度です。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールが北西側(右上)に進んでいます。 この領域の影響で、太陽風の速度が高まるでしょうか。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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