宇宙天気ニュース

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by NIT, Kagoshima College
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (11:46)

今日、C8.7の小規模フレアが発生しました。
また、M1.1の中規模フレアが昨日発生しています。

太陽風の速度がやや高くなっています。

磁気圏は静かです。

放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
6/ 6	09:31	C2.4
	01:52	C5.7
	00:35	C8.7
6/ 5	23:25	C1.8
	22:42	C2.4
	16:04	C3.0
	14:50	C3.0
	11:16	C2.3
	08:05	M1.1
6/ 4	06:37	C1.9

黒点 6/ 6 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
4099	4	β	C3
4100	14	β	M1
4101	1	α	---
4105	15	β	C9
4106	8	β	---

太陽風 (DSCOVR)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
11:36	525	+1.3
-2 h	525	+0.2
-4 h	554	-0.3
-6 h	582	+0.7
-8 h	592	+1.1
-10 h	564	-0.6
-12 h	603	-0.4

磁気圏 (京大)

時刻 JST	Dst nT	nT
11:30	-16	-/ -
-2 h	-16	-/ -
-4 h	-19	-/ -
-6 h	-6	-/ -
-8 h	-6	-/ -
-10 h	-15	-/ -
-12 h	-7	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.2 →	2x10^3
6/ 6	0.5	4x10^3
6/ 5	0.7	4x10^3
6/ 4	1.5	4x10^3
6/ 3	3.7	7x10^3
6/ 2	52.4	1x10^3

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期

太陽写真 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線3日・1日 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

AIA131・動画 (SDO)

SUVI195 (GOES)

SUVI131 (GOES)

LASCO (SOHO)

ACE1日・7日 (ACE)

K指数 (NOAA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2025/ 6/ 1 11:58　M8.1フレアのCMEによる太陽風の乱れは、1日の深夜に到来する可能性があります。; 2025/ 6/ 2 11:20　1050km/秒と非常に高速の太陽風が到来し、磁気圏活動も激しくなりました。山口県萩市の低緯度オーロラをどうぞ。; 2025/ 6/ 3 13:09　太陽風は600km/秒と高速の状態です。磁場が南向きに強まって、磁気圏活動が活発になっています。; 2025/ 6/ 4 12:24　高速の太陽風は続いていますが、磁気圏は穏やかになっています。; 2025/ 6/ 5 09:49　太陽風の速度は700km/秒に高まっています。5月の黒点相対数は 79.2 でした。; 最新のニュース

2025/ 6/ 6 11:46　更新
高速太陽風は続いていますが、速度は500km/秒へ下がっています。

担当　篠原

700km/秒に高まっていた太陽風の速度は、
昨日のニュース以降はゆっくりと低下が続いて、
500km/秒近くまで下がっています。
高速の状態は続いていますが、
このまま平均的な状態まで下がってしまうのでしょうか。

太陽風の磁場強度は、3〜5nTとやや弱くなっています。
南北成分は0nT付近で変化していて、
影響は小さくなっています。
AE指数は小規模の変化が時々見られる程度で、
磁気圏は比較的穏やかな状態です。

SDO衛星AIA193では、
南半球のコロナホールが南西側(右下)に進んでいます。
この領域の影響がこれから見られるでしょうか。

太陽は、昨夜くらいから
南東(左下)の4105黒点群の活動度が少し高まって、
C8.7、C5.7などの小規模フレアが発生しています。
この後も活動は続くでしょうか。