宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by NIT, Kagoshima College  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:10)
今日、C6.1の小規模フレアが発生しました。
また、M1.8の中規模フレアが一昨日発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/17 03:32 C6.1
2/16 08:58 C3.9
07:00 C2.8
04:24 C3.6
2/15 22:56 C2.4
16:19 C2.8
09:24 C3.1
05:48 M1.8

黒点  2/17 (NOAA)
磁場 フレア
3986 1 α ---
3989 1 α ---
3990 42 βγ M2
3991 6 β ---
3992 5 βγ C2
3993 3 α C2
3994 9 β ---
3995 2 β ---
3996 17 βγ C3
3997 56 β C2
3998 4 β C6
3999 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:06 541 -1.9
-2 h 530 -3.4
-4 h 530 -1.2
-6 h 540 -1.2
-8 h 548 +1.2
-10 h 543 -1.6
-12 h 553 -1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
10:30 -26 -/ -
-2 h -38 -/ -
-4 h -42 -/ -
-6 h -27 -/ -
-8 h -36 -/ -
-10 h -32 -/ -
-12 h -36 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
2/17 0.3 1x10^4
2/16 0.3 8x10^3
2/15 0.3 8x10^3
2/14 0.3 8x10^3
2/13 0.3 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期
太陽写真 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線3日1日 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
SUVI195 (GOES)
SUVI131 (GOES)
LASCO (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
ACE1日7日 (ACE)
太陽風予報 (NOAA)
衛星電子 (GOES)
衛星陽子 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
K指数 (NOAA)
地上磁場 (NICT)
Canada (AuroraMAX)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2025/ 2/12 12:20 高速の太陽風が続いていますが、速度は少し下がっています。
2025/ 2/13 12:46 太陽風は平均的な速度に戻っています。次のコロナホールの影響が始まりそうです。
2025/ 2/14 12:46 太陽風の速度が少し高まっています。磁気圏は活動的です。
2025/ 2/15 12:59 太陽風の速度が高まり、磁気圏も活動的です。フレアが少し増えています。
2025/ 2/16 13:19 太陽風は高速の状態が続いています。太陽は穏やかです。
最新のニュース

2025/ 2/17 11:10 更新
高速の太陽風は続いていますが、速度は次第に低下しています。

担当 篠原

太陽風は、高速の風が続いていますが、
速度はゆっくりと下がっていて、
グラフでは、570km/秒から520km/秒へ低下しています。
磁場強度は、5〜6nTと平均的な値が続いています。

太陽風磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りですが、
後半は0nT付近に変わっている様です。
AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が続いて、
最後は変化が小さくなっています。

太陽風磁場の傾向がこのままであれば、
磁気圏の変化は小さくなりそうです。

SDO衛星AIA193を見ると、
コロナホールは南西側(右下)にだいぶ進んでいます。
この後は影響が小さくなって、
太陽風は穏やかな状態に戻りそうです。


太陽は、黒点群は多いのですが、
X線グラフは変化の少ない穏やかな状態です。

目立つ規模のフレアとしては、
南東の端近く(左下)の3998黒点群で
C6.1の小規模フレアが発生しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。