宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/15 13:47 更新 太陽風の小規模の乱れが到来しました。太陽風はやや低速です。 担当 篠原 15日0時半(世界時14日15時半)に、 太陽風の速度が390km/秒から440km/秒へ、 磁場強度は7nTから15nTへ急に上昇する変化が発生しています。 12日朝に発生したCME(コロナ質量放出)による 太陽風の変化が到来した可能性があります。 磁場の南北成分は、 -10nTの南向きの強まりが2時間ほど続いた後、 北向きに強まって、現在は0nT付近と小さくなっています。 このため、磁気圏活動は強まりましたが一時的で、 AE指数は、1000nTに達する変化が発生して、 その後変化は小さくなり、現在は穏やかな状態です。 現在の太陽風は、速度は380km/秒とやや低速です。 磁場強度は11nTと強まった状態が続いています。 太陽では、今日未明、15日3時半(世界時14日18時半)に、 中心部の南側でフィラメント噴出が発生しました。 GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。 薄暗いガスが右寄りに広がる様子が見えています。 SOHO衛星LASCO C2を見ると、 太陽の右下を中心にガスが淡く広がっています。 発生箇所と広がりの様子から、 太陽風の乱れは地球方向にも向かっている可能性があります。 3日後の18日くらいに 太陽風の小規模の変化が見られるかもしれません。 そして、南西(右下)の3363黒点群で、 M1.0の中規模フレア、 北東(左上)の3372群で、C7.1、C7.5の小規模フレア、 中心部南側の3370群でC8.8の小規模フレア などが発生しています。 激しくはありませんが、あちこちで活動が続いています。 (c) GOES衛星SUVI 304 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 淡いCMEが右下に向かって広がっています。 (c) SOHO衛星LASCO C2、C3 (ESA & NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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