宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2023/ 7/14 13:31 更新 太陽風は低速の状態ですが、磁場が南向きに強まっています。 担当 篠原 太陽風は、昨夜、13日20時(世界時13日11時)と、 14日1時(世界時13日16時)に、 速度や磁場強度が小規模ですが 急に強まる変化が発生しています。 11日のニュースでお知らせした、 10日の昼に発生したCME(コロナ質量放出)による 変化かもしれません。 速度は300km/秒から350km/秒に高まった程度で、 低速の状態が続いています。 磁場強度は、5nTから10nTへ強まっていて、 南北成分が変化の初めは北向きに強まっていましたが、 次第に南向きに切り替わり、 現在は -10nTまで強まっています。 これにより磁気圏の活動も少し高まっていて、 AE指数は、初めはほとんど変化がありませんでしたが、 最後は700nTの中規模の変化になっています。 もうしばらくこのくらいの変化が続くかもしれません。 昨日紹介した様に、12日朝に発生したCMEの影響が 明日、15日にやって来る可能性があります。 こちらの変化にも注目してください。 太陽の北東(左上)の3372黒点群は、 昨日の午後以降、C9.3、C5.1、C9.7などの (申し訳ありません。誤って上記の C を M と書いていました) 小規模フレアを起こし、 今朝、14日4時(世界時13日19時)には、 M2.1の中規模フレアを起こしました。 その後は落ち着いている様子ですが、 引き続き注目してください。 太陽の東端(左端)の南北に新しい黒点が現れています。 どの様な活動度の領域でしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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