宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:04)
昨日、C5.5の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/ 6 --- ---
8/ 5 15:18 C4.9
15:01 C5.5
8/ 4 01:58 C6.9

黒点  8/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
3068 7 β C7
3071 2 α ---
3072 6 β ---
3073 3 β C6
3074 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 366 +1.9
-2 h 366 +1.1
-4 h 377 +1.7
-6 h 394 -1.6
-8 h 399 +0.4
-10 h 404 +2.3
-12 h 404 +1.4

磁気圏 (京大)
時刻
JST
Dst
nT
 
nT
12:30 4 -/ -
-2 h 7 -/ -
-4 h 8 -/ -
-6 h 6 -/ -
-8 h 8 -/ -
-10 h 4 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.4 5x10^1
8/ 6 0.5 2x10^2
8/ 5 0.6 5x10^2
8/ 4 0.5 7x10^2
8/ 3 0.5 6x10^2
8/ 2 0.6 7x10^2

静か 激しい 非常に


















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SUVI131 (GOES)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2022/ 8/ 1 12:31 高速太陽風が始まりました。C9.3の小規模フレアが発生しました。
2022/ 8/ 2 12:41 太陽風は500km/秒と高速です。太陽は穏やかな状態です。
2022/ 8/ 3 12:31 高速太陽風は、速度がもう一段高まっています。
2022/ 8/ 4 12:46 高速太陽風は終わりに近付いています。
2022/ 8/ 5 13:11 太陽風は平均的な状態です。7月の黒点相対数は 91.4 でした。
最新のニュース

2022/ 8/ 6 13:04 更新
太陽風はやや低速になっています。フィラメント噴出が発生しました。

担当 篠原

太陽の南東側(左下)で、6日10時(世界時6日1時)に、
フィラメント噴出が発生しました。
GOES衛星SUVI 304の動画を掲載します。

太陽から左下に向かって、コロナのガスが飛び出しています。
このままCME(コロナ質量放出)として噴出しそうですが、
地球に対しては斜め方向なので、目立つ程の影響はなさそうです。

太陽では、昨日の午後に、
南西(右下)の3073黒点群で、C5.5、
3068群で、C4.9、C1.0の小規模フレアが発生しています。

昨日は可視光写真を掲載できませんでしたが、
今日の写真では、南東に3074群、
南西に3072、3073群が現れ、
北東(左上)にも小さい黒点が見えています。


太陽風は、今朝まで400km/秒台を保っていましたが、
その後少し下がって、現在は370km/秒とやや低速になっています。
SDO衛星AIA193では、ちょうど太陽の中心にコロナホールが見えています。
この領域の影響が2〜3日後に到来する可能性があります。
それまで太陽風は穏やかに推移しそうです。

コロナホールの広がりはそれほど大きくありません。
太陽風の変化はあまり大きくならない様に思いますが、
どのような変化がやって来るでしょうか。

現在の磁気圏は穏やかです。
AE指数は小さい変化が起きている程度です。



太陽の南東側で発生したフィラメント噴出。GOES衛星SUVI 304。
(c) GOES (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



AE指数(速報値)
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学WDC




27日の太陽周期に合わせた図
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr

コロナ
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
磁場 Bz,Bt
nT
Dst
nT
磁場短期変動
nT
イプシロン
MW
GOES 電子
/cm^2 s sr
GOES 陽子
/cm^2 s sr




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。