宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (20:05)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場が大きくなっています。
磁気圏内がやや活動的になっています。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
4/ 6 --- ---
4/ 5 --- ---
4/ 4 --- ---

黒点  4/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
1059 3 α ---
1060 4 β ---
1061 4 β ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
19:55 546 -6.9
-2 h 564 -6.7
-4 h 548 -6.4
-6 h 576 -5.5
-8 h 612 -4.2
-10 h 626 -4.7
-12 h 651 -4.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
18:59 -74 -39/ 28
-2 h -68 -59/ 20
-4 h -64 -47/ 21
-6 h -59 -34/ 19
-8 h -59 -18/ 13
-10 h -55 -5/ 15
-12 h -53 -4/ 6

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 4x10^3
4/ 6 0.5 2x10^4
4/ 5 0.6 4x10^3
4/ 4 0.6 1x10^3
4/ 3 0.6 6x10^2
4/ 2 0.6 9x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
宇宙環境計測グループ
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2010/ 4/ 2 08:49 太陽風磁場南向きの影響で、オーロラ活動がやや活発に続いています。
2010/ 4/ 3 11:22 太陽風磁場の南北変動の影響で、小規模のオーロラ活動が続いています。
2010/ 4/ 4 08:43 太陽でB7の小さなフレアが発生し、弱いCMEが地球方向に発生しています。
2010/ 4/ 5 13:20 500km/秒ほどの高速風が続き、オーロラも活発に続いています。
2010/ 4/ 6 08:16 CMEによる大きな太陽風の乱れが到来し、激しいオーロラ活動を起こしています。
最新のニュース

2010/ 4/ 6 20:05 更新
太陽風の磁場が南を向き続け、磁気圏の擾乱が続いています。

担当 篠原

太陽風磁場が、ずっと南を向き続けています。
磁場強度は8nTほどで安定しているのですが、
南向きはむしろ強まり気味で、現在は-7nTくらいになっている様です。

一方、太陽風の速度は、550km/秒まで下がってきました。
高速風としては、終息の方向に向かっています。

地上では、この太陽風の影響で、活発な変動が続いています。
AE指数は、連続的に太くなっていて、
磁場が長時間南を向き続ける時の特徴的な変化をしています。

沖縄の磁場は、-100nT下がり、立派な磁気嵐になっています。
また、放射線帯の高エネルギー電子が、
一気に10,000の警戒レベルに増加しています。

どこまでこの変動が続くのか、注目して下さい。



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



沖縄の磁場擾乱
下へ下がるほど、擾乱が発達している事を意味します。
(c) NICT



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr

  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。