宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/20 09:53 更新 太陽風の磁場強度が10nTに強まり、磁気圏活動を高めています。また、速度が450km/秒に上がりました。 担当 篠原 前周期よりも1日半遅れで、太陽風に変化がやって来た様です。 昨夜くらいから、太陽風の磁場が10nTに強まり、速度上昇の兆しを見せていました。 そして、今朝になって、ようやく速度に変化が始まり、 今のところ、450km/秒まで速度が上がっています。 太陽風の磁場強度は、依然10nTを保っており、 引き続いて速度が上昇する可能性は高いです。 その一方、速度の上がり方に勢いが感じられないのも確かで、 コロナホールからの影響の遅れが示す様に、 高速風の規模は小さくなっているのかもしれません。 引き続き、太陽風の変化に注目して下さい。 太陽風磁場が強まって、-8nTと大きく南を向く時間帯がありました。 その頃に磁気圏活動が活発になりました。 AE指数で、600nTほどの中規模の変化が6時間にわたって連続して発生しています。 その後、磁場がやや北寄りになり、磁気圏活動も落ち着き気味になっていますが、 再び磁場が南寄りになると、速度が上がっている分、影響もより強くなります。 今日、明日と注意が必要でしょう。 高速風は、規模としては2〜3日程度のことと思われます。 SOHO EIT195では、コロナホールはもうほとんど見えなくなっています。 太陽は無黒点です。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。20日6時(世界時19日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHO MDIによる、太陽可視光写真。今日も黒点はありません。20日6時(世界時19日21時)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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