宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2009/ 8/21 15:03 更新 500km/秒台の高速風がやって来ました。オーロラもやや活動的になりました。 担当 篠原 昨日のニュースの後、太陽風の速度は500km/秒台に上昇しています。 その後、現在まで500〜550km/秒の高速状態で推移しています。 一方、磁場強度は5nTから3nTへとゆっくり下がっていて、 高速風領域は後半に入っている様です。 27日周期の図で前周期と比較すると、速度の高さとしては前回と同レベルになりました。 しかし、継続期間は短くなりそうです。 磁気圏では、小規模のオーロラ活動が断続的に発生しています。 AE指数では、200nTから500nTくらいの小規模で短時間の変化が、度々見られています。 やや活動的になったという程度でしょうか。 速度は高まっているものの、磁場強度が弱まって来たことから、 今後は、活動は更に弱まって行くでしょう。 太陽風は、明日くらいには速度が低下を始め、やがて地球は高速風領域を抜け出すでしょう。 その後は、穏やかな太陽風が続きます。 掲載している27日周期の図では、次の速度変化は見えていません。 SOHO EIT195の太陽も、全体的にぼんやりと光るだけで、全く穏やかです。 太陽も無黒点が続いています。 8月も残り10日となりましたが、無黒点日はどこまで続くのでしょうか。 今日は更新が遅くなってしまいました。 SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。21日12時半(世界時21日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。21日12時半(世界時21日3時半)。 (c) SOHO (ESA & NASA) ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SWPC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SWPC GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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