宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:25)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
8/19 --- ---
8/18 --- ---
8/17 --- ---

黒点  8/18 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (ACE)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:15 338 +0.1
-2 h 335 +1.4
-4 h 331 -0.9
-6 h 330 -0.9
-8 h 337 -0.4
-10 h 338 +1.3
-12 h 340 +1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 0 -/ -
-2 h -2 -/ -
-4 h -2 -/ -
-6 h -2 -/ -
-8 h -1 -/ -
-10 h -2 -/ -
-12 h -2 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^1
8/19 0.5 3x10^1
8/18 0.6 6x10^1
8/17 0.7 4x10^1
8/16 0.7 4x10^1
8/15 0.7 5x10^1

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期 (NICT)
短期太陽風電子
太陽黒点 (SOHO)
太陽X線 (GOES)
活動領域 (NASA)
EIT284 (SOHO)
EIT195 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
コロナホール (NAOJ)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
沖縄磁場変動 (NICT)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
NICT磁力計 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
昭和基地 (NICT)
オーロラ帯 (CARISMA)
Alaskaカメラ (SALMON)

情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2009/ 8/14 10:16 330km/秒と低速の太陽風が続いています。弱い南向き磁場の影響で、磁気圏も小さくざわついています。
2009/ 8/15 10:56 太陽風の速度は300km/秒に下がり、かなり低速になっています。磁気圏は静かです。
2009/ 8/16 11:06 太陽風の速度は、280km/秒にまで下がっています。とても穏やかです。無黒点も続いています。
2009/ 8/17 10:55 太陽風は、速度が265km/秒にまで下がりました。明日から、高速風が始まると思われます。
2009/ 8/18 08:30 太陽風の速度が330km/秒に上がっています。高速風が近づいている様です。
最新のニュース

2009/ 8/19 09:25 更新
太陽風は、速度350km/秒と低速状態が続いています。磁気圏はとても静かです。

担当 篠原

太陽風の速度は、340〜350km/秒に上がった程度で、高速風には変わっていません。
磁場強度も、5nTと平均的な強さで落ち着いています。

高速風の到来は遅れているのかもしれません。
今日いっぱいは様子を見る必要があります。

今のところ、太陽風の磁場強度は特に強まってはいないので、
高速風領域は、前周期と比べて弱まっているのかもしれません。
もうしばらくACEのデータに注目して下さい。


磁気圏は静穏です。
AE指数は全く変化していません。
今日は全部黄色のグラフになっています。
色が戻ってくると、少し安心しますね。


SOHO衛星の可視光太陽写真が、更新を再開しています。
しかしながら、今日も黒点は見えません。

SOHO EIT195を見ると、太陽の中心やや東(左)に小さな明るい点ができています。
もう少し発達して、黒点の発生となるかどうか。
ちょっと期待して見ていましょう。



SOHO EIT195による、太陽コロナの様子。19日7時半(世界時18日22時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


SOHOによる太陽の可視光写真。黒点はありません。19日7時半(世界時18日22時半)。
(c) SOHO (ESA & NASA)


ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SWPC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



シベリアで観測された3日間の磁場データ
右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) NICT
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
Bx (nT)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。