宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/12/ 3 10:43 更新 926黒点群が小規模フレアを3回起こしています。太陽風、磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は穏やかな状態が続いています。 速度は380km/秒前後でほとんど変化がありません。 磁場強度も5nTで安定しています。 速度、磁場強度ともに通常のレベルです。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近に小幅の変化で留まっています。 そのため、磁気圏は穏やかな状態です。 オーロラの活動度を示すAE指数には、目立った変動はありません。 速度や磁場強度は普段のレベルですので、 -3nTくらいでも南向きが続く様になれば、小規模のオーロラ活動が起こるのですが、 今日のACEの図の様に、南向きがほとんど見られない状況では、 ほんとうに穏やかになってしまいます。 太陽風はこれから明後日にかけて、穏やかな状態が続くでしょう。 速度は更に下がって行くと思われます。 そして、12月6日頃から次の乱れが始まりそうです。 太陽面では、926黒点群が発達をしています。 昨日の写真と比較してみると、黒点群内に小さな黒点が増えているのが分かります。 そして、2日9時(世界時2日0時)、2日16時(世界時2日7時)、3日7時(世界時2日22時)、 と3回にわたってC1と小さいですが小規模フレアを起こしています。 引き続き、小規模フレアを発生させる可能性があります。 更に成長するのか、ここまでなのか、注目されます。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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