宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙環境計測グループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2006/10/ 9 13:35 更新 太陽風速度は440km/秒まで減速しました。磁気圏は静穏です。 担当 北村 太陽風の速度は、昨日以来減少を続け現在は440km/秒まで下がっています。 太陽風磁場の南北成分(赤い線)は2-3nTの弱い強度で概ね北を向いており、 太陽風のエネルギーが磁気圏に流入しにくい状態です。 AE指数とみると10時UT頃に弱いオーロラ嵐が確認できますが、それ以外は 非常に静穏な状態が続いています。 太陽表面の活動は非常に静穏で、GOESのX線のグラフをみると、大きなフレア等は 発生しておらず、平均的な強度のレベルも大変低い状態が続いています。 前周期の変動と比較すると、10日頃まで太陽風磁場の弱い変動が続く可能性が あります。オーロラの活動度が若干あがる可能性はありますが、 大きな磁気嵐に発達する可能性は低いと思われます。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT シベリアで観測された3日間の磁場データ 右側の3分の1が、昨日のデータになります。グラフが上がったり下がったりすると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
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