宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/22 11:53 更新 682、687黒点群が活発にフレアを起こしています。太陽風の速度はやや下がり、磁気圏は穏やかです。 担当 篠原 太陽面で黒点群が増え、にぎやかになっています。 中でも、682、687の黒点群が活発に小・中規模のフレア(太陽爆発)を起こしています。 この両群は規模を拡大しており、今後も中規模のフレアに対する注意が必要です。 今朝、22日4時半(世界時21日19時半)に687群がC9.9の小規模フレアを発生させました。 これに伴って、CME(太陽ガスの放出現象)が観測されています。 SOHO C3カメラの画像をご覧下さい。 太陽の左上からガスが放出されつつある様子が撮影されています。 発生箇所がかなり東に(左に)外れていますので、地球への影響は無いと思われますが、 2〜3日後に太陽風の速度に多少の変化が見られるかもしれません。 太陽風は、今回の擾乱は一息ついた様で、磁場強度が下がるとともに、 太陽風の速度も緩やかに低下し、現在は400km/秒に下がっています。 オーロラ活動も低下し、小規模な変化がAE指数に見られている程度です。 しかし、現在も磁場強度、太陽風速度ともに通常のレベルを保っていますので、 太陽風磁場が南向きに変わると、オーロラの活動が強まる可能性があります。 また、小規模ですがコロナホールが地球に影響を及ぼす位置に達しており、 今日、明日の太陽風の変化にも注意が必要です。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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