宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 9/30 09:35 更新 太陽風は通常の速さで、磁気圏は穏やかです。太陽のフレア活動も穏やかです。 担当 篠原 ACE衛星の観測によると、太陽風の速度は通常レベルである400km/秒で ほぼ安定した状態が続いています(ACEデータ4列め黄色線)。 磁場強度は5nTとこちらもほぼ通常のレベルです(1列めの白線)。 北寄り中心に推移していることもあり(1列めの赤線がプラス寄りで変化している)、 磁気圏は概ね穏やかです。 オーロラの活動を示すAE指数のグラフには目立った変化は起きていません。 昨日詳しく説明しましたが、 現在の太陽風は27日周期に沿った変化を示していると思われます。 これからしばらくすると、太陽風速度、磁場強度ともに緩やかに低下を始めるでしょう。 10月2日にかけて、速度が300km/秒近くにまで下がるかもしれません。 その後、次の高速風領域に当たりそうです。 それまで磁気圏は穏やかな状態が続くでしょう。 太陽黒点も小さな黒点群が2つ見られるのみです。 どちらも活動度は低く、フレア活動(太陽爆発)は見られないでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット (太陽風版) 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) NICT
(c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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