宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

 
当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

リアルタイムデータ
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これまでの経過 (過去のニュースの全リスト)
2004/ 9/22 13:05 太陽風の速度がやや上昇しています。磁気圏は静穏です。今後、弱い衝撃波が来るかもしれません。
2004/ 9/23 09:01 太陽風の衝撃波が来ました。南向き磁場のためオーロラ活動が活発になっています。
2004/ 9/24 09:58 太陽風の速度はやや下がって440km/秒です。オーロラ活動は低下しています。
2004/ 9/25 11:00 太陽風は通常の速度で、磁気圏は穏やかです。太陽のフレア活動も見られません。
2004/ 9/26 10:37 太陽風および磁気圏は穏やかです。太陽のフレア活動も見られません。
最新のニュース

2004/ 9/27 14:33 更新
太陽風の速度は300km/秒近くまで下がっています。磁気圏は静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は緩やかに低下を続け、320km/秒に下がっています。
磁場強度は4nT程度あり、長時間南を向くなど変動していますが、
速度がとても下がっているため磁気圏は静穏です。
AE指数にはオーロラの活動は見られず、ほとんど平坦です。

SOHO衛星のメンテナンスは10月4日頃まで続くそうです。
まだ1週間程太陽関係の画像データが無い状態が続きます。
GOES衛星のX線画像では、コロナホールは見られない様です。
太陽面に活動的な領域もなく、磁気圏は今後も当分穏やかな状態が続きそうです。

太陽のフレア(太陽爆発)活動もとても静かです。
今後も穏やかな状態が続くでしょう。



ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線)
(c) NOAA/SEC



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SEC





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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。