宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/ 8/13 10:35 更新 太陽風の速度は緩やかに低下を続けています。656黒点群が活発に活動しています。 担当 篠原 太陽黒点の656黒点群が更に発達を続けています。 フレア(太陽爆発)活動も活発で、 昨日以降もM1の中規模フレアからCクラスの小規模フレアを多数発生させています。 今後、Mクラスの中規模フレア、Xクラスの大規模フレアなどを起こす可能性があります。 太陽面の中心付近にありますので、 CME(太陽ガスの放出現象)が発生した場合は地球に磁気嵐などをもたらす可能性が高いです。 太陽風はゆるやかに速度が下がり続けています。 現在460km/秒まで下がり、通常の速度に戻りつつあります。 このため磁気圏もすっかり静かになり、 オーロラの活動を示すAE指数のグラフにはほとんど変化が見られません。 今後太陽風はしばらく穏やかになると思われますが、 SOHO LASCO C3カメラで11日6時(世界時10日21時)頃に淡いCMEが観測されています。 とても微かですが、この影響による太陽風の乱れが今夜以降に現れる可能性があります。 いずれにせよ小規模な乱れで、オーロラなどが一時的に活発になる程度でしょう。 放射線帯の高エネルギー電子の増加は止まっています。 警戒レベルを越える程には増えませんでした。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のLASCO C3カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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