宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2025/11/20 11:42 更新 太陽風はやや低速で、磁気圏は穏やかです。C9.9の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、400km/秒から370km/秒へ下がり、 やや低速になっています。 磁場強度は、6〜7nTと昨日より少し上がっていますが、 平均的な状態です。 磁場の南北成分は、北寄りで変化しています。 磁気圏はとても穏やかで、 AE指数は変化がありません。 GOES衛星SUVI 195では、太陽の中心部にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかな状態がしばらく続きそうです。 また、27日前の前周期は、 南東の端(左下)にコロナホールが見えていたのですが (27日周期の図を見て下さい)、 現在は見え方が変わっている様です。 この領域がどの様な広がりになっているのか。 この後の様子に注目して下さい。 太陽は、昨夕、19日18時半(世界時19日9時半)に、 北東の端(左上)の少し向こう側で、 C9.9とMクラス寸前の小規模フレアが発生しました。 GOES衛星SUVI 131の動画を掲載します。 このフレア以降は、特に活動は見えていませんが、 これから黒点群が現れるのでしょうか。 ![]() 北東の端の向こう側で発生した、C9.9の小規模フレア。 (c) GOES衛星SUVI 131 (NOAA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() GOES衛星のSUVI 195カメラによる太陽コロナの様子 (c) NOAA/SWPC ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真(SOHO衛星の画像ページより取得)。 マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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