宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2025/ 5/12 12:45 更新 太陽風は平均的な速度が続いています。M1.9の中規模フレアが発生しました。 担当 篠原 太陽風の速度は、 400km/秒から450km/秒に少し上がっていますが、 平均的な状態です。 磁場強度は、5nTからゆっくりと上昇して、 現在は10nTに達しています。 磁場の南北成分は、 初めは0nT付近で変化して、一時的に南寄りになった後、 グラフの後半は北向きに強まっています。 南寄りの時間帯に、AE指数で800nTの中規模の変化が発生しています。 その後は変化が小さくなり、現在の磁気圏は静穏です。 SDO衛星AIA193では、太陽の中心部にコロナホールはなく、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 一方、南東の端(左下)にコロナホールが見え始めています。 次の注目はこの領域の影響になりそうです。 太陽は、今朝、12日9時(世界時12日0時)に、 北西の端(右上)の少し向こう側に進んだ4079黒点群で、 M1.9の中規模フレアが発生しました。 Mクラスに達するフレアの発生は、 4月30日のM2.0以来です。 SDO衛星AIA131を見ると、 太陽の北東の端の少し向こう側で活動が度々発生しています。 この後、活動的な領域が現れそうです。
(c) SDO衛星AIA131 (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) ![]() SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) ![]() SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) ![]() ACEが観測した太陽風の磁場(黒線は全体の強度、赤線は南北成分) 磁場の向き、プラズマの密度、速度、温度 (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() AE指数(速報値) 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学WDC ![]() ![]() 27日の太陽周期に合わせた図 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
GOES衛星の太陽X線強度。赤・橙 = 0.1〜0.8 nm、青・紫 = 0.05〜0.4 nm (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース ![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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