宇宙天気ニュース

宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)	Supported by NIT, Kagoshima College
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の

宇宙天気概況

Y. Obana

最新状況 (12:44)

今日、M1.6の中規模フレアが発生しました。
また、M2.7の中規模フレアが昨日発生しています。

太陽風の速度がやや高くなっています。

磁気圏は静かです。

放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)

発生日	JST	検出
4/13	12:28	C6.2
	11:37	C6.5
	10:22	M1.0
	09:46	C9.4
	08:03	M1.2
	06:26	M1.6
	05:46	C7.9
	04:41	C5.5
	02:04	C7.0
4/12	23:48	M1.3
	23:27	C4.6
	21:33	M2.3
	20:37	M2.7
	20:10	M2.0
	19:21	C9.2
	18:42	C5.8
	16:33	C8.4
	16:12	M1.0
	15:24	C5.2
	14:39	M1.2
	14:01	C6.8
	13:41	M1.1
	12:33	C8.2
	11:26	C4.0
	10:35	C4.0
	09:37	C6.1
	07:08	M1.0
	03:41	C6.8
	01:42	M1.0
	01:11	C7.4
4/11	22:34	C4.1
	20:52	C7.2
	17:21	C3.7
	16:07	C4.4
	14:03	C2.6
	01:39	C3.7

黒点 4/13 (NOAA)

群	数	磁場	フレア
4054	4	β	C5
4055	17	βγδ	M3
4056	3	β	---
4058	7	β	---
4060	7	β	C6
4061	5	β	---

太陽風 (DSCOVR)

時刻 JST	速度 km/s	南北磁場 nT
12:36	538	-1.0
-2 h	518	-3.5
-4 h	501	-0.3
-6 h	508	+1.1
-8 h	465	-3.3
-10 h	476	-3.5
-12 h	435	-5.0

磁気圏 (京大)

時刻 JST	Dst nT	nT
12:30	-39	-/ -
-2 h	-26	-/ -
-4 h	-37	-/ -
-6 h	-47	-/ -
-8 h	-47	-/ -
-10 h	-42	-/ -
-12 h	-37	-/ -

放射線 (GOES)

時刻 JST	プロトン 10MeV	電子 2MeV
最新	0.2 →	4x10^2
4/13	0.2	8x10^3
4/12	0.2	8x10^3
4/11	0.3	7x10^3
4/10	0.3	1x10^4
4/ 9	0.3	2x10^4

静か

激しい

非常に

リアルタイムデータ

27日周期・短期

太陽写真 (swnews)

黒点・群・動画 (SDO)

X線3日・1日 (GOES)

SolarMonitor (TCD)

Latest Events (SolarSoft)

AIA193・動画 (SDO)

AIA304・動画 (SDO)

AIA131・動画 (SDO)

SUVI195 (GOES)

SUVI131 (GOES)

LASCO (SOHO)

ACE1日・7日 (ACE)

K指数 (NOAA)

情報ページ

Space Weather Prediction Center

これまでの経過 (過去のニュースの閲覧・全リスト): 2025/ 4/ 8 13:06　太陽風の速度はやや高速に下がっています。3月の黒点相対数は 134.2 でした。; 2025/ 4/ 9 12:17　太陽風は高速になっています。磁気圏も活動的です。; 2025/ 4/10 13:39　太陽風はやや高速です。磁気圏もやや活動的です。; 2025/ 4/11 13:43　太陽風は平均的な状態に戻っています。; 2025/ 4/12 13:33　太陽風は平均的な速度です。太陽でフレアが増えています。; 最新のニュース

2025/ 4/13 12:44　更新
太陽風の速度が高まっています。フィラメント噴出が発生しました。

担当　篠原

宇宙天気の話題ではありませんが、
太陽に向かって左下から近付く小さい彗星の姿が
SOHO衛星LASCO C3、C2で捉えられています。
動画を掲載します。

太陽風は、昨夜遅くから速度が上がり始め、
400km/秒と平均的な速さから次第に上昇して、
現在は530km/秒と高速になっています。
磁場強度は、10nTと強まっていましたが、
速度が上がる頃から低下して、
現在は5nTと平均的な状態です。

磁場の南北成分は、グラフの前半は南寄りでしたが、
速度が高まると0nT付近で推移する様になっています。
磁気圏の活動は、南寄りの頃に強まって、
AE指数は500nTから最大で1300nTに達する規模の変化が
半日ほど発生しています。
その後は活動の規模が一段下がっていますが、
500nT程度の中規模の変化が発生しています。

高速の太陽風は、この後どの様に推移するでしょうか。
注目して下さい。

太陽では、北西の端(左上)に近付いた4055黒点群の活動が続き、
昨日のニュース以降、Mクラスの中規模フレアだけでも
M1.1、M1.2、M1.0、M2.0、M2.7、M2.3、M1.3、M1.6、M1.0と
9回発生しています。
Cクラスの小規模フレアも発生して、
X線グラフは変化が多くなっています。
4055群が太陽の向こう側に進むまで、注目を続けて下さい。

また、今朝、13日7時(世界時12日22時)頃に、
太陽の中心部の南東側(左下)でフィラメント噴出が発生しています。
SDO衛星AIA304の動画を掲載します。

この噴出により、
CME(コロナ質量放出)が太陽の左下寄りに発生しています。
SOHO衛星LASCO C2の動画を掲載します。
発生場所が太陽の中心に近いので、
噴出は地球にもやって来る可能性があります。
その場合、3日後くらいに
太陽風の磁場が強まるなどの変化が見られるかもしれません。