宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/ 4 11:17 更新 太陽風磁場が南向きで推移しています。このため、オーロラ活動が活発になっています。 担当 篠原 3日15時(3日6時)から太陽風磁場の様子が変化して、南寄りが強まっています。 強まったり弱まったりと変動しながらですが、-5nT前後の南向き成分が以後連続的に見えています。 このため、磁気圏へのエネルギーの流入が増え、オーロラ活動が活発になっています。 AE指数を見ると、500nTから時に1000nT近い変化が連続的に見られていて、 オーロラの活動が続いている事が分かります。 太陽風の速度は380km/秒と通常の速度ですので、激しい乱れにまでは発達していません。 今後、この南寄り磁場がどの程度継続するかが注目点です。 太陽風の速度に上昇が見られなければ、これ以上の激しい変化に発達する事はないでしょう。 可能性は低いと思いますが、南向き磁場が続いた状態で、太陽風の速度が上昇を始めると、 磁気圏の乱れは大きくなります。 太陽黒点の写真には、3つの小さな黒点群が見えています。 フレア(太陽爆発)活動は見られていません。 このまま静かな状態が続くでしょう。 ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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