宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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当時「情報通信研究機構宇宙天気システムグループ」よりお届けした記事です |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2004/10/ 7 11:25 更新 太陽風の速度は300km/秒に下がり、磁気圏は穏やかです。太陽では小規模フレアが発生しています。 担当 篠原 太陽風の速度が緩やかに低下を始め、現在300km/秒とかなり遅くなっています。 磁場強度も3nTに弱まりました。 このため、オーロラ活動も弱く、AE指数のグラフにはほとんど変化が見えていません。 昨日の記事で、小さなコロナホールの影響の可能性を記していましたが、 何も変化は見られませんでした。 SOHO EIT284の太陽画像では、太陽面の左下に縦に細長くコロナホールが見えています。 他よりも暗く見えている部分です。 ここからは太陽の磁場が外界に向かって広がっていて、それに乗って高速のガスが飛び出しています。 これから6日ほど経つと、その高速ガスが地球に当たる様になると予想されます。 写真上の目安としては、コロナホールが、太陽の縦の中心線と右端の中間に来る頃と考えて下さい。 それまでは磁気圏は穏やかな状態が続くでしょう。 太陽では、C2.5の小規模フレア(太陽爆発)が発生しています。 これまで指摘して来た、東端から上って来た活動領域が起こしたフレアです。 しかし、黒点写真を見ても、それらしき黒点群が見えません。 比較的規模の小さな活動領域だった様です。 今後もCクラスのフレアに注意する程度で良いでしょう。 SOHO衛星のEIT284カメラの映像 (c) SOHO (ESA & NASA)
ACEが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、白線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の橙線)、速度(4番目の黄線) (c) NOAA/SEC リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SEC SOHO衛星のMDIカメラによる太陽黒点 (c) SOHO (ESA & NASA) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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